あれからしばらくして・・・利用者同士との関係も、回復して、相談役達とも、何とか修復に向かっていた。 あの娘は、僕の相談役・・・女帝のアドバイス通り、僕に、接触するようになった。 ひとまず、一件落着のようにみえた。だが、まだこれからが、はじめ…

朝から事前に、仲間に、手紙を、渡していた。 『あの娘を、射止める、協力者に、なって欲しい!!』 利用者の一部の人間だけだが、快く、引き受けてくれた。 一方。相談役達は、血相を変えて、会議を、開いていた。多分。今回の事だろう・・・そんなとは、想定…

生活訓練施設が、終わり、相談役の1人と、面談した。 内容はもちろん、あの娘の事が、メインだ。 今回の一部始終を、話して、最後に。 『しばらくの間、あの娘には、近づかない!!』と、宣言した。 あの娘が、周りの相談役達に、からかわれてるような感じが、…

最近、気づいていた。 『俺は、大丈夫だから・・・！』 時々、相談役の1人が、周りに、つぶやく声を・・・ 今夜の遅番は、あの娘だった。 積極的に、アプローチしたが、乗って来ない。周りの相談役達の前で、手紙を、渡したからだ。僕の汚点である。 そして…